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【Python】for文でのループ処理の基本

4 min

こんにちは。ナミレリです。今回はPythonでループ処理をするときに使うfor文を紹介します。

この記事のMac環境
  • M2 MacBook Air 13.6 インチ
  • macOS Ventura 13.0
  • pyenv 2.3.4
  • Python 3.10.6
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Pythonのfor文とは

Pythonでループ処理をするときにはfor文を使います。ループ処理とはイテラブルオブジェクト(リストやタプル、文字列)に対する繰り返しの処理のことです。

例えば、イテラブルオブジェクトとして下記のリストがあるとします。


numbers = [0, 1, 2, 3, 4, 5]
# 0から5までの6つの要素からなるリスト

このリストを順番に表示させるにはfor文を使って下記のようにします。


>>> numbers = [0, 1, 2, 3, 4, 5]
>>> for num in numbers:
...     print(n)
... 

print文の出力結果はこのようになります。


0
1
2
3
4
5
>>>

この時、イテラブルオブジェクトの前にinを置きます。この場合のnum繰り返し変数(ループ変数)と呼ばれ、最初のループではnum0、2回目のループではnum1、3回目のループではnum2が代入されます。

forの後には繰り返し変数(ループ変数)を置く

イテラブルオブジェクトの前にinを置く

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Pythonのfor文の構文

Pythonのfor文は下に記載した構文となります。forの後に繰り返し変数、その後にinでイテラブルオブジェクトで:(コロン)です。そして改行し、2行目にはTabでインデントして処理を書きます。

forスペース繰り返し変数スペースinスペースイテラブルオブジェクト:
Tab繰り返し変数を使用する処理

for文を抜ける:break

for文を抜けるにはbreakを使います。breakfor文に限らずブロックを抜ける時に使います。

breakはある条件に達したらブロックを抜けてループを終える

簡単な例をやってみます。先程のnumbers = [0, 1, 2, 3, 4, 5]3になったらfor文を抜けて終了するとします。


>>> numbers = [0, 1, 2, 3, 4, 5]
>>> for num in numbers:
...     if num == 3:
...         break
...     print(num)
... 
0
1
2 #2を表示して終了している

for文で処理をスキップする:continue

continue文はループのブロックを実行せずにスキップしたいときに使いますcontinuefor文に限らずwhileなどのループ処理で使います。

continueはある条件の時はブロックを実行せずにスキップする

例として、先程のnumbers = [0, 1, 2, 3, 4, 5]3になったらスキップしforの最初に行きます。


>>> numbers = [0, 1, 2, 3, 4, 5]
>>> for num in numbers:
...     if num == 3:
...         continue
...     print(num)
... 
0
1
2
4 #3がスキップされている
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for文が終わったら処理を実行する:else

Pythonではfor文やwhile文でelseを使うことができます。for文が終わったら実行したい処理をelseで書きます。1点注意することとして、breakで抜けた時はelseブロックは実行されない点です。逆に言うとbreakで抜けなかったら必ずelseブロックは実行されます

for文のelseブロック:breakなし

例として、for文が終わったらprint文を実行してみます。この例ではbreakは使用していません。


>>> numbers = [0, 1, 2, 3, 4, 5]
>>> for num in numbers:
...      print(num)
... else:
...     print("done")
... 
0
1
2
3
4
5
done #elseブロックの実行結果

for文のelseブロック:breakあり:breakで抜ける

今度はbreakで抜けてみます。elseブロックは実行されません


>>> numbers = [0, 1, 2, 3, 4, 5]
>>> for num in numbers:
...     if num == 3:
...         break
...     print(num)
... else:
...     print("done")
... 
0
1
2 #この後にelseブロックが実行されない

for文のelseブロック:breakあり:breakで抜けない

今度はbreakはありますが抜けない場合です。抜けていないのでelseブロックは実行されます


>>> numbers = [0, 1, 2, 3, 4, 5]
>>> for num in numbers:
...     if num == 10:
...         break
...     print(num)
... else:
...     print("done")
... 
0
1
2
3
4
5
done #elseブロックの実行結果

breakで抜けた時はelseブロックは実行されない

breakで抜けなかったらelseブロックは実行される

最後に

最後まで読んでいただきありがとうございます。今回の「【Python】for文でのループ処理の基本」はいかがでしたでしょうか。for文を用いたループ処理もif文と同じぐらい使用頻度の高い制御文なのでぜひマスターしてください。Pythonはプログラム言語としてシンプルに作られていてとても覚えやすい言語です。業務で本格的に使うこともできす。データサイエンスや人工知能などのワクワクする分野ではほとんどPythonが使われているようです。MacでPythonの開発環境を整えて、その環境でPythonを学び勉強することはとても楽しいです。この記事が少しでもお役に立つと幸いです。

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