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【Python】if文での条件分岐の基本:if文、elif文、else文

4 min

こんにちは。ナミレリです。今回はPythonで条件分岐をするときに使うif文とelse文について紹介します。

この記事のMac環境
  • M2 MacBook Air 13.6 インチ
  • macOS Monterey 12.6
  • pyenv 2.3.4
  • Python 3.10.6
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Pythonのif文とは

Pythonで条件分岐をするにはif文を使います。条件分岐とは「もし○○ならxxをする、○○でなければ△△する」というように、条件を評価し条件が満たされる場合と満たされない場合に処理を分岐されることです。

条件が満たされたことを「真」といい、条件が満たされないを「偽」といいます。少し難しく言い換えると、次のように言うことができます。

① 条件が真の場合は処理1を行う。(偽の場合はなにもしない)

② 条件が真の場合は処理1を行い、偽の場合は処理2を行う

また、条件の結果が真の場合をTrue、偽の場合をFalseといい、結果のTrue、Falseのことを真偽値と言います。

条件の結果が偽の場合に条件分岐することもできます。例えば下記のような場合です。

③ 条件1が真の場合は処理1を行い、条件1が偽の場合で条件2が真の場合は処理2を行い、条件1が偽の場合で条件2も偽の場合は処理3を行う。

Pythonのif構文
Pythonのif構文

Pythonのif文の構文

① 条件が真の場合は処理1を行う。(偽の場合はなにもしない)の書き方

それでは1つ目の条件が真の場合は処理1を行う。(偽の場合はなにもしない)の構文です。

1つ目をPythonのif文で書くと下のようになります。ifスペースの後に条件を記載し、:で改行し、2行目にはTabでインデントして処理を書きます。

ifスペース条件:
Tab真の場合に実行する処理1

if 条件:
    真の場合に実行する処理1

② 条件が真の場合は処理1を行い、偽の場合は処理2を行うの書き方

2つ目の条件が真の場合は処理1を行い、偽の場合は処理2を行うの構文です。

これをPythonのif文で書くと下のようになります。elseを使い、条件が偽の場合の処理を書きます。

ifスペース条件:
Tab真の場合に実行する処理1
else:
Tab偽の場合に実行する処理2

if 条件:
    真の場合に実行する処理1
else:
   偽の場合に実行する処理2

③ 条件1が真の場合は処理1を行い、条件1が偽の場合で条件2が真の場合は処理2を行い、条件1が偽の場合で条件2も偽の場合は処理3を行う。の書き方

3つ目の条件1が真の場合は処理1を行い、条件1が偽の場合で条件2が真の場合は処理2を行い、条件1が偽の場合で条件2も偽の場合は処理3を行う。の構文です。

これはelifを使い下記のように書きます。elseはいずれの条件が偽の場合に実行されます。

ifスペース条件1:
Tab真の場合に実行する処理1
elifスペース条件2:
Tab真の場合に実行する処理2
else:
Tab偽の場合に実行する処理3

if 条件1:
    真の場合に実行する処理1
elif 条件2:
    真の場合に実行する処理2
else:
   偽の場合に実行する処理3
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Pythonのif文の例

① 条件が真の場合は処理1を行う。(偽の場合はなにもしない)の書き方

構文①のコードの例です。


money = 200
drink_price = 100
if money >= drink_price:
    print("買えます!")

上の例は、moneyが200円、drink_priceが100円として、if文でmoneydrink_price以上であれば(条件結果が真となり)printで”買えます!”と表示するif文の例です。

moneyを50円とするとどうなるか?条件結果が偽となるので何も表示しません。

② 条件が真の場合は処理1を行い、偽の場合は処理2を行うの書き方

構文②のコードの例です。


money = 50
drink_price = 100
if money >= drink_price:
    print("買えます!")
else:
    print("買えません・・・")

上の例は、moneyが50円、drink_priceが100円として、if文でmoneydrink_price以上であれば(条件結果が真となり)printで”買えます!”と表示し、elseでそうでなければprintで”買えません・・・”と表示するif文の例です。

③ 条件1が真の場合は処理1を行い、条件1が偽の場合で条件2が真の場合は処理2を行い、条件1が偽の場合で条件2も偽の場合は処理3を行う。の書き方

構文③のコードの例です。


money = 50
drink_price = 100

if money >= drink_price:
    print("買えます!")
elif money > 0:
    print("お金が足りません!")
else:
    print("お金がありません・・・")

上の例は、moneyが50円、drink_priceが100円としてはif文でmoneydrink_price以上であれば(条件結果が真となり)printで”買えます!”と表示します。(ここまでは構文②と同じ)elifmoneyが0より大きければ”お金が足りません!”と表示し、そうでなければ(つまりmoneyが0ならば)elseprintで”お金がありません・・・”と表示するif文の例です。

比較演算子

moneydrink_price以上であればという条件式は、money >= drink_priceこのように書いてきました。左辺と右辺のオブジェクトを比較する演算子を比較演算子といいます。主な比較演算子を下の通りです。

比較演算子条件の意味
==a == baとbが等しければTrue
!=a != baとbが等しくなければTrue
>a > baがbより大きければTrue
<a < baがbより小さければTrue
>=a >= baがb以上であればTrue
<=a <= baがb以下であればTrue
ina in baという要素がb(イテラブルオブジェクト)に存在すればTrue
not ina not in baという要素がb(イテラブルオブジェクト)に存在しなければTrue
Pythonの比較演算子

論理演算子(ブール演算子)and, or, not

比較演算子の例では、「moneydrink_price以上」という条件でしたが、「◎◎以上で、△△未満」という条件を作りたい場合、理論演算子を使って複数の比較式をまとめることができます。

比較演算子条件の意味
andA and B論理積:AかつBであればTrue
orA or B論理和:AまたはBであればTrue
notA not B否定:AがBでなければTrue
Pythonの論理演算子(ブール演算子)
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最後に

最後まで読んでいただきありがとうございます。今回の「【Python】if文で条件分岐をする:if文、elif文、else文」はいかがでしたでしょうか。if文は最も使用頻度の高い制御文なのでぜひマスターしてください。Pythonはプログラム言語としてシンプルに作られていてとても覚えやすい言語です。業務で本格的に使うこともできす。データサイエンスや人工知能などのワクワクする分野ではほとんどPythonが使われているようです。MacでPythonの開発環境を整えて、その環境でPythonを学び勉強することはとても楽しいです。この記事が少しでもお役に立つと幸いです。

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