【初心者向け】Macのcontrolキーショートカットを極める

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初心者向け】Macのcontrolキーショートカットを極める

こんにちは。ナミレリです。みなさん、Macのcontrolキーは使ってますか?
controlキーを使うことでホームポジションから指をほぼ動かさずにカーソルの移動や文字を削除したり改行することができます。普段のテキスト入力やターミナルによるコマンドラインの入力、プログラミングなどに絶大な威力を発揮します。生産性爆上がりです。

MacのJISキーボードではcontrolキーが「A」の横にあるので左手の小指ですぐに押すことができます。これが私がJIS配列のキーボードを選ぶ最大の理由でもあります。

この記事はこんな人にオススメ

  • テキスト入力時にもっと生産性を高めたい方
  • カーソルの移動を矢印キーで行っている方
  • ターミナルによるコマンドラインで生産性を高めたい方

controlキーを極めてMacを更に便利に、そして
作業に対する日々のモチベーションを爆上げして楽しいMacライフになると幸いです。

この記事でわかること

  • キーボードでカーソルを移動するショートカットキー
  • キーボードで文字を削除するショートカットキー
  • ミッションコントロールのショートカットキー

この記事のMac環境
  • MacBook Pro 14インチ M1Max
  • macOS Monterey 12.1
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controlキーと共に使用するキーのまとめ

controlキーと共に使う主なキーまとめ
controlキーと共に使う主なキーまとめ

<カーソル>control + a:行の先頭に移動

行(段落)の先頭にカーソルを移動します。

キーボード記号での表記内容指(私の場合)
control + a⌃ + a行の先頭に移動小指 + 薬指
control + a:行の先頭に移動
control + a:行の先頭に移動

<カーソル>control + e:行の末尾に移動

行の末尾にカーソルを移動します。

キーボード記号での表記内容指(私の場合)
control + e⌃ + e行の末尾に移動小指 + 中指
control + e:行の末尾に移動
control + e:行の末尾に移動

<カーソル>control + b:1文字戻る

1文字左にカーソルを移動します。

キーボード記号での表記内容指(私の場合)
control + b⌃ + b1文字左に小指 + 人差指
control + b:1文字戻る
control + b:1文字戻る

<カーソル>control + f:1文字進む

1文字右にカーソルを移動します。

キーボード記号での表記内容指(私の場合)
control + f⌃ + f1文字右に小指 + 人差指
control + f:1文字進む
control + f:1文字進む

<カーソル>control + p:1行上に移動

1行上にカーソルを移動します。

キーボード記号での表記内容指(私の場合)
control + p⌃ + p1行上に移動小指 + 小指
control + p:1行上に移動
control + p:1行上に移動

<カーソル>control + n:1行下に移動

1行下にカーソルを移動します。

キーボード記号での表記内容指(私の場合)
control + n⌃ + n1行下に移動小指 + 人差指
control + n:1行下に移動
control + n:1行下に移動

<削除>control + d:右の文字を削除

カーソルの右側にある文字を削除します。「fn + delete」キーでも可能ですが圧倒的にこちらが便利。

キーボード記号での表記内容指(私の場合)
control + d⌃ + d右の文字を削除小指 + 中指
control + d:右の文字を削除
control + d:右の文字を削除

<削除>control + h:左の文字を削除

カーソルの左側にある文字を削除します。「delete」キーが一般的かもしれませんがこちらに慣れると圧倒的に便利です。

キーボード記号での表記内容指(私の場合)
control + h⌃ + h左の文字を削除小指 + 人指指
control + h:左の文字を削除
control + h:左の文字を削除

<削除>control + k:行末まで削除

カーソルの位置から行の末尾までのテキストを削除します。

キーボード記号での表記内容指(私の場合)
control + k⌃ + k行末まで削除小指 + 中指
control + k:行末まで削除
control + k:行末まで削除

control + kで削除した内容はcontorl + yで貼り付けることができます。クリップボードとは別モノです。

<貼り付け>control + y:control + kした内容を貼り付ける

control + kした文字列を貼り付けます。(貼り付ける内容はクリップボードとは別です)

キーボード記号での表記内容指(私の場合)
control + y⌃ + y貼り付ける小指 + 人差指
control + y:control + kした内容を貼り付ける
control + y:control + kした内容を貼り付ける

<挿入>control + o:カーソルの後に改行を挿入

カーソルの後に改行を挿入します。

キーボード記号での表記内容指(私の場合)
control + o⌃ + o改行を挿入小指 + 小指
control + o:カーソルの後に改行を挿入
control + o:カーソルの後に改行を挿入

<入替>control + t:カーソルの右と左の文字を入れ替える

カーソルの右側の文字と左側の文字を入れ替えます。

キーボード記号での表記内容指(私の場合)
control + t⌃ + t入れ替える小指 + 人差指
control + t:カーソルの右と左の文字を入れ替える
control + t:カーソルの右と左の文字を入れ替える

<Mission Control>control + →(or ←)

Mission Controlの操作スペース(仮想デスクトップ)を切り替えることができます。

ミッションコントロール:control + →(or ←)
ミッションコントロール:control + →(or ←)

<Mission Control>control + ↑

全ての開いているウィンドウを表示します。(このことをMission Controlといいます)

<Mission Control>control + ↓

アクティブなAppの全てのウインドウを表示します。例えばSafariがアクティブな状態でSafariを5枚開いていたら5枚全てを表示します。

<ターミナル>control + l:clear

ターミナル向けですがターミナル上に表示されている全ての文字をクリアします。(clearコマンドと同じです)

control + l:clear
control + l:clear

ターミナルの活用について以下の記事で詳しく紹介しています。ぜひご覧ください。

ターミナルの活用について以下の記事で詳しく紹介しています。ぜひご覧ください。

最後に

最後まで読んでいただきありがとうございます。今回はMacのcontrolキーを使ったショートカットキーを紹介しました。特にテキスト入力時やターミナル作業で自然にできるようになれば作業効率がグッと上がります。ホームポジションを崩すことがないので本当に便利です。ずっと以前にEmacsというエディターをFreeBSDやLinux上で使っていてこのキーバインドに慣れていましたが、Macでもそれが使えることを最初に知ったときはMacの思想がUnix系統であることをあらためて実感したのを覚えています。この記事がみなさんのMacライフに少しでもお役に立てたら幸いです。

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